もしワンルームに住んでいる方で、まだ一度も断捨離をした経験がないのなら、ぜひ明日にでも取り組んでみて欲しいです。
なぜなら、ワンルームを断捨離すると、貯金体質になったり日々の掃除が簡単になったりなどのメリットがたくさんあるから。
今回はワンルームで断捨離をするメリットと、実際に行うときに知っておいて欲しい「捨てるべき物」について説明します。
あわせて断捨離で出た不用品の処分方法もご紹介するので、断捨離初心者の方はぜひ参考にしてトライしてみてくださいね。
ワンルームを断捨離するメリットって?
ワンルームを断捨離するメリットは、
- 貯金体質になる
- 日々の掃除が時短できる
- 統一感のある部屋が手に入る
- 引っ越しが楽になる
の4つです。それぞれどういうことなのか、具体的に説明しましょう。
モノに固執しなくなり貯金体質になる
本格的に断捨離を行うと、思っているよりも多くの物を処分します。「捨てる」という行動を繰り返すと、物に固執しなくなるのです。
物に固執しなくなるとは、
- 必要以上の量を買わなくなる
- 不要な物を初めから買わなくなる
- 今ある物で十分だと感じる
と思うということなので、自然と物を購入するためにお金を使わなくなります。
その結果、貯金体質になり「貯金しよう!」と意気込まなくても、今までよりお金が貯まるスピードが早くなるでしょう。
掃除が簡単になる
断捨離をして部屋の中の物量が減ると、その分日々の掃除が簡単になります。
たとえば、本棚に本がぎっしり詰まっていると、一つ一つ本棚から出し、棚の中のホコリと本についたホコリも掃除しないといけないので、なかなかの大仕事になるでしょう。
棚の上にたくさんのフィギュアを飾っている場合も、ホコリをとって、また並べ直して…という作業は簡単にできるものではありません。
そこで本やフィギュアの数を減らせば、掃除が楽になるので掃除時間を半分以下に減らすことも可能です。
部屋に統一感が生まれる
部屋の中に物が多く散らかっていると、全体的にごちゃごちゃした雰囲気に見えます。
そこで断捨離を行い部屋の中をスッキリさせると、インテリアを新調しなくとも部屋に統一感が生まれておしゃれな印象を与えるのです。
あまりしっくり来ない方はこちらをご覧ください。
断捨離をすると部屋に統一感が生まれる例
- 本棚の隙間全てに本がぎっしり詰まっている→必要な量に減らして縦置きにする
- 化粧品がポーチに入りきらず乱雑にドレッサーの前に置いている→メイクポーチと棚に入る量に調節する
- 調味料が多数あって調理棚からはみ出している→数を減らして棚におさめる
インテリアを変えたい、部屋の雰囲気を変えたい、と思っている方は、断捨離をすると新しい家具を買わなくても満足できるかもしれません。
いざという時に引越しが楽
もしすぐに引っ越さなければいけなくなったとき、物が多いと荷造りにかなりの時間がかかります。
仮に2週間で家を出なければいけないとき、仕事があると数日の土日で準備をしなければいけません。物量によっては、日にちが足りず徹夜でヘトヘト、という可能性もあるでしょう。
そこで断捨離をして常に最低限の物しかない部屋にしておけば、荷造りは段ボール数箱で済みますから、余裕を持って引っ越しの準備ができます。
断捨離をしてキレイな状態をキープすると、引っ越しまでもが楽というのもメリットの一つです。
ワンルームの断捨離で捨てるべき物
初めて断捨離をする方はまず何から捨てるべきかわからないかもしれないので、以下の「ワンルームで捨てるべき2つの物」を参考にして取り組んでみてください。
無くなっても不自由しない物
無くなっても不自由しないものは、文字通り捨てても困らないので断捨離のときに処分しましょう。
たとえば、
- ペン
- コンビニでもらったストローやおしぼり
- 化粧品のサンプル
- クリアファイル
これらの物が大量にあるなら、数を減らしても問題ありません。
ストローやおしぼりは繰り返し使える物があれば、全て捨てても困らないはずです。物を1つずつ見ながら、「なくても不自由しないか」「不自由なら何個残せば十分か」を考えると上手に断捨離できます。
ここ1年以上使ってない物
必要と思う物を処分してもいまいち物量が減らないなら、「ここ1年以上使っていない物」も捨てましょう。
1年使わなければ、その日から1年後も使わない可能性が高いので、断捨離のタイミングで処分するのがベスト。
新品未使用でここ1年使っていない物があれば、次からは本当に必要かよく考えて購入すると断捨離の効果が続きます。
ワンルームの断捨離で出た不用品の処分方法
ワンルームの断捨離で出た不用品の処分方法は、ゴミとして出す以外にも2つありますので説明していきます。
自治体にゴミとして出す
壊れていたり使い物にならなかったりする物は、自治体にゴミとして出すのが良いです。ただし、ゴミ袋に入らないサイズの物は粗大ゴミ扱いになり、処分費用がかかるので注意しましょう。
フリマアプリ・ネットオークションに出品
新品未使用だったりキレイな状態だったりする物は、フリマアプリやネットオークションに出品してみましょう。売れれば臨時収入が得られます。
もちろん何でも売れるわけではないので、出品前に売れ行きを見ておくのがポイント。直近で売り切れた実績があれば試しに出品してみましょう。
不用品回収業者を呼ぶ
不用品の数が多い、ゴミとして出したりフリマアプリに出品したりするのは面倒と感じるなら、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
業者に頼めば自宅に来て回収してくれるので、ゴミを指定の収集場所まで運ぶ手間はありません。値がつく物は買い取ってくれますから、自分でフリマアプリに出品する必要もないのです。
回収してもらうには費用が必要ですが、自分で処分する手間を考えるとそこまで高額ではないでしょう。買取してもらえば、もらえるお金のほうが多い可能性もあります。
不用品回収業者に依頼するときは、まず無料見積もりをお願いしましょう。費用に納得したら、断捨離の日程を決めて回収の予約をとればスムーズに進められます。