海外に移住することになったら、ただ引っ越しのために荷造りするのではなく「断捨離」が必須なことはご存知でしたでしょうか?
何もせず海外で住む家に行くと、家具が予想より多くなってしまったり、部屋が狭くなったりする可能性があるのです。
そこで今回は海外移住前に断捨離が必要な理由と、断捨離テクを4つご紹介します。海外へ移住する計画を立てている方は、余裕を持って準備できるよう早めに断捨離しましょう。
海外移住前になぜ断捨離が必須?
海外移住前に断捨離が必須な理由は以下の2つです。
日本とは費用や日数、安全度が違うから
海外と日本は国が異なるのですから、国内で別の都道府県に引っ越すのとはわけが違います。
たとえば、
- 費用
- 日数
- 安全度
が違うので、国内と同じ感覚で引っ越しすると後々トラブルが発生する可能性も。
安全度でいうと貴重品を入れる金庫が必要なのに、用意しておらず現地調達しようにも部屋に置くスペースがなければ困ってしまいます。
その点、事前に断捨離をして必要な物だけにしておけば、運賃は安く、物量が少ないので海外の自宅へ到着するまでの日数も少なくて済むでしょう。
新居へ運ぶ荷物が少なければ部屋のスペースに余裕があるため、防犯対策として何か追加で必要になっても設置スペースに困りません。
多くの国で家具・家電が部屋についているから
日本ではもともと部屋に家具や家電がついていないケースのほうが多いですが、海外は多くの国で家具・家電がついています。
よく調べずに現地に行ってしまうと、同じ家具・家電が2つ以上あるという状況になりかねません。
まずはどんな家具・家電が部屋についているのか調べ、不要な物は断捨離をして処分しておきましょう。
「たくさんあったほうが便利」と思う方もいるかもしれませんが、果たしてそうでしょうか?
物は多いほど掃除などの手間がかかり、家電であれば電気代が必要以上に高くなったりするので、断捨離をして適切な量にしておくことをおすすめします。
海外移住前の断捨離テク4選
海外移住前の断捨離テクは、
- 引っ越しの1カ月半前から始める
- わかりやすいところから手をつける
- 3つのステータスにわけて断捨離する
- 不用品回収業者を活用する
この4つです。それぞれ具体的に説明しましょう。
①スタートは引越しの1カ月半前から
海外移住のための断捨離は、一般的な断捨離とは違い、家中にある全ての物が対象となります。その分時間がかかるので、1日、2日など短期間ではとても終わりません。
断捨離のあとに荷造りすることを考えると、引っ越しの1カ月半前から断捨離をスタートするのがベスト。物量がかなり多いなら、余裕を持って2カ月前から始めたほうが良いでしょう。
②分かりやすいところから始める
断捨離の失敗談として多いのが、
- どこから手をつけていいかわからず進まない
- どの場所も中途半端で終わってしまった
- 途中で飽きてしまって進まない
というものです。
物が多かったりごちゃごちゃしすぎているところは、断捨離の手間がかかるので後回しにしましょう。
全ての範囲を一気に断捨離しようとすると、ゴールが遠すぎて中途半端で終わってしまったり、飽きてしまったりします。
③必要・不要・保留に分ける
断捨離では不要な物を捨てるが基本ではありますが、要不要だけで判断できない物もあります。
残すか捨てるかで迷って断捨離が進まないのを避けるために、
- 必要
- 不要
- 保留
の3種類のステータスにわけましょう。
ただし、不要な物が極端に少ないと断捨離したとは言えません。
割合は、
- 必要・・・6割
- 不要・・・3割
- 保留・・・1割
を目安にするとスッキリした状態で海外へ移住できます。
④不用品回収業者をフル活用する
海外移住前は日常的に行う断捨離とは違い、不用品の量が多くなります。家具・家電も処分するとなれば自分で処分するのも手間がかかりますから、不用品回収業者をフル活用しましょう。
不用品回収業者は不用品だけでなくゴミも回収してくれます。プランによっては掃除や断捨離を手伝ってくれたりもするので、大掛かりな断捨離のときには便利。
さらに、予約がとりやすい業者を選べば即日回収に対応してくれます。断捨離は早めにスタートしてもスケジュールどおりいかないときもあるので、そんなときこそ不用品回収業者の手を借りましょう。
見積もりは無料ですから、海外移住に向けた断捨離が終わる目処が立ったら問い合わせをしてみてください。