本格的な断捨離をこれから習慣化していきたいと思っている方は、「本当にあった怖い断捨離トラブル」を事前に知っておいたほうが良いかもしれません。
「たかが断捨離で?」と思うかもしれませんが、中には夫婦関係にまで影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。
今回は実際にあった断捨離の怖いトラブルを4つと、断捨離トラブルを起こらないようにするためのポイントを3つご紹介します。
本当にあった怖い断捨離トラブル4選
断捨離はメリットしかないと思う方もいるかもしれませんが、やり方によってはトラブルに発展する場合もあります。では実際にどんなトラブルが起きてしまったのかご紹介しましょう。
1) 勢い余って重要な書類まで捨ててしまった
断捨離のときに「短時間でやってしまおう!」と考え、よく物を見ずに捨ててしまう方もいます。捨てても問題ないものなら良いのですが、大事なものまで処分してしまうと取り返しがつきません。
あるサラリーマンの方は、勢い余って重要な書類まで捨ててしまったそうです。その結果、会社でひどく怒られ、再度書類を作成するために3日ほどほぼ徹夜だったそう。みなさんも断捨離で物を捨てるときは、本当に不要なものかきちんと確認しましょう。
2) 家族・恋人の大事な物を捨ててしまった
自分の物だけでなく、家族や恋人の物を断捨離するときは、大事な物を捨ててしまわないよう気をつけてください。
Aさんは断捨離を始めたばかりのころ、処分が楽しくなり、恋人の車の中も断捨離をして綺麗にしてあげようと思ったそうです。
そこで小さなビニール袋を見つけて捨ててしまったところ、なんとその中には2人のペアリングが入っていたそう。気まずい思いをしただけでなく、1週間ほど恋人に口を聞いてもらえなかったようです。
3) 断捨離依存症になってしまった
断捨離が快感になってしまったBさんは、毎日にように何かを処分しないと気持ちが落ち着かない「断捨離依存症」になってしまったそうです。捨てないと不安を感じる日々というのは、想像よりもつらいようなのでみなさんも注意してください。
4) 断捨離が原因で離婚にまで発展した
断捨離にハマりすぎてしまうと、時には離婚にまで発展することもあります。その原因はさまざまですが、大事な物を捨ててしまったり、不要なものを買わないことを家族全員に強要したりなどが原因として多いでしょう。
家族を断捨離に巻き込むことは、メリットだけでなくデメリットもあり、離婚まで発展しまうと人間関係まで断捨離してしまったことになります。
断捨離トラブルが起こらないようにするには?
このように断捨離によるトラブルは思わぬ方向に発展する可能性もあるので、以下の3つのポイントをあらかじめ知っておきトラブルを防ぎましょう。
何を捨てるのかしっかり把握する
大事な物を捨てて取り返しがつかない状況になるのを防ぐには、何を捨てるのかしっかり把握するのがポイントです。書類は特に、紙が何枚か重なっている場合もあるので、1枚1枚見ながら処分しましょう。
書類を一つずつチェックしていくと時間がかかりますが、必要な物を捨ててトラブルに発展するよりはマシなはずです。
断捨離の際は家族や恋人に合意をとる
家族や恋人の持ち物を含めて断捨離するときは、必ず家族・恋人の合意をとりましょう。自分以外の人の持ち物を捨てるときは、本人に確認するまでゴミ袋に入れないようにしてください。
いったんダンボールなどに保管しておき、捨てて良いと言われたらゴミ箱に入れると、知らずのうちに他人の大事な物を捨ててしまうトラブルを防げます。
断捨離も何事もやりすぎない
基本的に断捨離はメリットのほうが多いですが、何事もやりすぎはよくありません。断捨離は定期的に行えば不用品が溜まるのを防げるので、毎日行う必要はないでしょう。
書類入れや本棚が溢れそうになったら断捨離するなど、収納状況に合わせて断捨離のタイミングの決めるのも良いでしょう。
家庭内で断捨離するときは、自分だけで決めるのではなく家族にも相談にながら頻度を決めると離婚などのトラブルに発展するのを防げます。